PEOPLE & REPORT

在学生インタビュー(既修者Iさん)

在学生メッセージ
People & Report

幅広い見分を得られ、将来の指針となりました

Q1.  法科大学院を志望した理由を教えてください。


大学に入学するまでは法曹を目指していませんでしたが、大学で法学を学ぶうちに法曹という仕事に興味を持ちました。

法曹資格取得のため、司法試験を受験するにあたって予備試験という選択肢もあります。

しかし、私は法学自体にも興味があったので司法試験に必要な知識だけでなく、合格後の人生のためにより幅広い見聞を得られる法科大学院を志望しました。在学生メッセージ_2年_岩下響臣(写真).JPG


また、私は法政大学の法学部、法曹コースの出身です。

同じ法曹コースで勉強していた友人が早期卒業して先に法政大学法科大学院で勉強しており、大学院の情報を得やすかったのが本法科大学院を選んだ理由です。

 

Q2.  法政大学法科大学院が開講している実務科目の中で、好きな科目はなんですか。また、その理由を教えてください。


科目:エクスターンシップ


理由:法政大学法科大学院は単位の取得できる授業としてのエクスターンの制度があります。

エクスターン先では法律実務家として実際に働き、それがどのようなものか体験することができます。

大学院では司法試験後に自分がどのように働くのか、どのような業務が自分に合っているのかということを考える機会を提供してくれます。私は企業法務部のエクスターンに参加しました。

そこでは一人の法務部員として営業部からの実際の業務の依頼を受けました。そして会社の利益を最大化するために最適な法務回答を自分で考え、相談し、法務部員としての業務をこなしました。

これにより、実務を知ると同時に、社会人としての自分を知ることができ、将来の指針となりました。

 

Q3.無料法律相談の立会いをした、感想を教えてください。


実際の実務家の技術を間近で見ることができ、将来の参考になります。「相談」といっても依頼者の性状、予想される相手方の性状、事案の現在の状態、適用される法令は千差万別ですから、

その対応の仕方の根拠を予想しながら、自分だったらどう対応するのかというのを考えながら立ち会うのが面白いです。

様々な状態における先生の対応方法を勉強することで将来、自分が対応するときの参考とすることができました。