PEOPLE & REPORT

法政大学法科大学院で学ぶことの意義

司法試験 合格者の声
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私は法政大学を卒業後、本法科大学院の既修者コースに進学し、修了後1回目の司法試験に合格しました。初めに私の法曹を目指すことになったきっかけについて触れさせていただきます。私は大学入学時から留学を志していましたが、学部3年次にコロナ禍の影響で海外渡航が困難となり、将来のキャリアに迷いが生じました。この経験を通じて、情勢次第で海外での挑戦は制限されてしまう現実を実感し、国内で高い専門性を有したキャリアに関心を持つようになりました。何かに挑戦し続けることに喜びを感じる性格であること、そして法学部で学んでいたことを背景に、卒業目前で法曹を志す決意を固めました。

私が考える本法科大学院の魅力は、大きく3つあります。
1つ目は、学生一人ひとりに専用のキャレル席(自習席)が割り当てられる点です。キャレルは平日だけでなく土日祝日も基本的には利用でき、教材を置いたままにできるため、勉強したいときにすぐ学習に取り組めます。静かな環境で集中して勉強でき、修了後も許可制で利用できたことから、司法試験に向けた安定した学習環境を確保できました。


2つ目は、実務教育が充実している点です。私は3年次に霞ヶ関エクスターンシップという法務省で行われたエクスターンシップに参加し、検察官である指導教官から直接ご指導を受けました。他の法科大学院の学生や大学生と行ったグループワークを通じ、情報を迅速に整理し、論理的に伝える力を養うことができました。法科大学院での授業とは異なる角度から実践的なスキルを学生という立場で経験しながら学ぶことができ、キャリアイメージをより具体的に持つ事ができるようになりました。


3つ目は、少人数制による双方向型の授業です。1クラス10名以下という環境のもと、教員との距離が近く、理解が不十分な点を授業後すぐに深めることができました。クラス替えが定期的にありますが、学年全体も少人数なのでクラスの垣根を越えて仲間と課題について議論したり切磋琢磨できる環境があります。
また、教員の中には元裁判官や元司法試験考査委員、司法研修所の教官を経験していた方も在籍しているため、学問的な理解を深めることができるだけでなく実務的な視点も学ぶことでき、答案作成力の向上につながったと感じています。
このような恵まれた学習環境の中で学べたことが、修了後1回目での司法試験合格につながったと確信しています。