PEOPLE & REPORT

法政大学法学部からの5年間の学修の集大成

司法試験 合格者の声
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 私は、法政大学法学部法律学科の法曹コースに所属し、5年一貫型特別入試で法政大学法科大学院の既修者コースに入学し、修了後の司法試験に1回目の受験で合格することができました。学部を早期卒業していたことにより、司法試験のための学習時間が他の受験生より圧倒的に短いと感じていたため、在学中受験をせずに修了直後の受験に狙いを定めました。それが結果的に一発合格へとつながったと感じています。


 私は、本法科大学院でなければ司法試験に合格することができなかったと思います。そう思う理由は、3つあります。


 まず1つ目は、信頼できる先生方やOB・OGに出会えたことです。本法科大学院の専任教員には多くの実務家教員が在籍し、法律学と論理的思考力に加えて実務についても教えていただくことができました。そのため、司法試験合格後の法曹としての将来を想像しながら、勉強に励むことができました。学部の法曹コースの授業でも本法科大学院の専任教員に教わる機会があり、法科大学院の授業の特長である少人数・双方向型授業を早めに経験できていたことも、合格への近道だったと思います。また、本法科大学院の授業とは別で、先生方やOB・OGが過去問の解説・答案の添削をしてくださる講座や答案練習会に自由に参加することができ、丁寧にご指導していただけたので、論理矛盾なく説得力のある答案を書く力を身につけることができました。


 2つ目は、自習環境の良さです。私は、自宅で勉強することが苦手であったため、実家から片道1時間半かけて毎日本法科大学院に通っていました。本法科大学院では、4階のワンフロア全体が自習室となっていて、一人一席の自習机及びロッカーが貸し出されます。隣の席との間には仕切りがあるため、自分一人の固定された自習スペースが確保されていて朝から夜まで勉強に集中することができました。また、本法科大学院の地下1階にある図書室には、書籍だけでなく過去の法律雑誌のほとんどが所蔵されているため、読みたい記事をコピーして自習室で勉強することも多くありました。


 3つ目は、ともに勉強した仲間の存在です。私は、基本一人で黙々と勉強するタイプでしたが、近くで同じ夢を目指して勉強している仲間がいることは大きな心の支えになっていました。時には自主ゼミを組んで過去問を一緒に解いて答案を見せ合ったり、疑問点を話し合ったりすることで、自分の誤った知識や考え方を修正できたと同時に息抜きにもなっていたため、非常に有意義な時間でした。


 今後は、法政大学で培ったリーガルマインドを胸に、法曹としてより一層精進して参ります。最後に、ご指導いただいた先生方、答案を添削していただいたOB・OGの方々、お世話になった事務職員の方々、そして同じ志をもち日々切磋琢磨した仲間に心から感謝申し上げます。