PEOPLE & REPORT

諦めなければ夢は叶う

司法試験 合格者の声
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合格者の声_上平華(写真).JPG私は、法政大学法科大学院に既修者コースで入学し、修了後5回目の受験で司法試験に合格しました。決して優秀とは言えない私が合格できたのは、本学の先生方やOB・OGの方々のおかげです。
 まず、本学は、少人数制の授業であるため、先生方との距離が近く分からないところをすぐ聞ける上に、自分の答案の書き方の指導もしていただけます。また、雑談によりリフレッシュできモチベーションを保てるところも、先生方と距離が近い本学特有の良いところの1つだと思います。
 次に、本学には、合格者のOB・OGが講師を務めてくれる講座があったため、定期的に過去問を解いて添削してもらう機会がありました。同講座によって、自分の答案が合格者から見てどう見えるか及び周りの受験生と比べると何が足りないかを学ぶことができたおかげで、自分よがりな答案を書くことがなくなりました。また、私のような複数回受験者は、日が経つにつれて友人と議論する機会が減っていきモチベーションの維持が困難になっていく上に、一人で答案を書くのが面倒になって書かなくなる傾向があるため、半強制的に答案を書く機会を与えてくれるのはとてもありがたかったです。
 そして、私は、自宅で長時間勉強するのが苦手だったため、キャレルを借りて勉強をしていました。本学は、修了後も比較的安価にキャレルが借りられる(※条件あり)上に友人と議論したいときには専用教室を借りることもできます。キャレルは、綺麗で使い勝手もよく静かで勉強がしやすい環境になっており、教室は、外に声が漏れにくくなっているため、他の人達に迷惑をかけず議論に集中できます。また、疑問があったらすぐに図書館で調べられるため、自宅で勉強するより効率的に勉強をすすめることができました。
このように決して優秀とは言えない私が、時間はかかったものの司法試験合格を勝ち取れたのは、本学に入学できたからです。確かに、この5年間数えきれないくらい諦めたくなる瞬間はありました。しかし、私が途中で諦めてしまっては、両親やお世話になった先生方及びOB・OGの方々に顔向けできないという思いのもと、ここまで踏ん張り合格することができました。私が合格できるなら皆さんも合格できます。諦めずに夢を叶えましょう。