法科大学院進学を決意させてくれた奨学金制度

　私は、法政大学法学部を卒業後、法政大学法科大学院に未修者として入学しました。私は、中学生のころから法曹に憧れを抱いていたものの、ひとり親家庭であったことから、法科大学院への進学を諦めていました。そのような経済的に厳しい環境下で、法政大学法科大学院への進学を決意できたのは、大学時代からお世話になっている教授や先輩方から、本大学院の奨学金制度が充実していることを教えていただいたためです。法科大学院への進学は、学費のみならず、教材費や在学中の生活費など、どうしても経済的な負担が伴います。本大学院では、返還不要の給付型奨学金の拡充により、上述のような負担を大幅に軽減できます。私も、奨学金のおかげで、経済面での不安を抱えることなく、勉強に集中することができました。

　また、本大学院の奨学金は、入学試験の成績によるもののほか、入学後も定期試験等の成績をもとに受給者が選出されるものもあるので、在学中は好成績を維持しなければならないというモチベーションにもなりました。そして、本大学院は、少人数・双方向授業が行われているため、教授陣と学生の距離が近く、個別の質問や相談にも親身に応じていただくことができます。さらに、法政大学の公務人材育成センターとの連携により、OB・OG弁護士による講座や、教授陣による答案練習会なども頻繁に行われています。このような環境も、日々の積極的な学習意欲の向上に繋がり、司法試験合格に結び付いたと感じています。法政大学法科大学院における、上記のような様々な面でのサポートは、私の司法試験合格に欠かせないものでした。

　皆さんも、本大学院で、奨学金制度をはじめとする充実した学習環境を活用し、ぜひ合格を勝ち取ってください。