PEOPLE & REPORT

奨学金制度が充実しています

修了生 T.Sさん

奨学生の声
People & Report

私は、未修者として法政大学法科大学院に入学し、1回目の挑戦で司法試験に現役合格することができました。私がこのように1回目で合格することができたのは、法政大学法科大学院の奨学金制度、設備、教授陣による手厚い指導等があったからだと思います。

まず、法政大学法科大学院は、奨学金制度が充実しています。入学前の入試の成績によって授業料が全額免除になる奨学金や、月額5万円が給付される特別奨学金があります。また、入学後であってもそれぞれの年度末に優秀な成績を修めた場合には、成績優秀者特別奨学金(1年分の授業料全額相当、もしくは半額相当)を受けることが可能です。私は、このうち月額五万円の特別奨学金と成績優秀者特別奨学金の給付を受けていたので、バイトもやりつつ日々の勉学に集中することができました。

次に設備についてですが、法政大学法科大学院では、学生一人一人に専用の自習席(キャレル)およびロッカーが用意されています。私は、基本的には家で勉強をすることができない人間だったので、このように充実した勉強環境が与えられたことはなによりも司法試験合格に役立ちました。また、キャレルが設置してある法科大学院棟4階には、リフレッシュルームというものが存在し、気分転換に飲食等をしたり、先輩や同期と討論をすることができるようになっています。このリフレッシュルームのおかげで、3年という長期にわたる勉強期間をモチベーションを下げずに過こすことができました。

最後に、教授陣による指導についてですが、私が1回で合格することができたのは、この指導のおかげであると感じています。法政大学法科大学院では、少人数講義を行っているため、教授と学生の距離が近く、気軽に質問等をすることができます。その際における教授陣の指導は熱心なもので、本当に我々学生たちのことを思ってされていることが伝わってきますし、司法試験的にも有意義なものでした。また、法政大学法科大学院では大学の公務人材育成センターと連携し、OB·OG弁護士による講座や、教授陣による答案練習会を行っています。私は、この講座に3年間出席しており、実際にその中で学んだことが本試験で出題されたりもしましたので、合格を掴み取るうえでは欠かせないものでした。

S.Tさん プロフィール
  • 2019年 法政大学法科大学院修了(法学未修者) 司法試験合格、 73期司法修習生
受給実績
  • 2016年度:入学時特別奨学金 540,000円 / 特別奨学金(月額5万円)600,000円
  • 2017年度:成績優秀者奨学金 1,080,000円 / 特別奨学金(月額5万円)600,000円
  • 2018年度:成績優秀者奨学金 1,080,000円 / 特別奨学金(月額5万円)600,000円
  • 2020年度以降入学者については、奨学金の 併給制限があります。詳しくは2022年度入試要項をこ確認ください。