夢を叶えるための近道は「法曹コース」でした
法学既修者S.Mさん
Q1.法科大学の法曹コースを経て法科大学院に進学した理由を教えてください。
もともと法律学に興味があり、将来は法律に関わる職業に就きたいと考え法政大学の法学部に入学したところ、前年度から法曹コース制度が新設されたことを知り、よりレベルの高い環境で知識を習得することが将来の夢を実現する近道だと思ったからです。また、法曹コースで学ぶことで、通常より一年早く学部を卒業し、法科大学院へと進学して司法試験の勉強にいち早く専念できることも魅力に感じました。加えて、法科大学院進学後は、学部の法曹コースと同じ先生方の授業を受け、共に進学した法曹コースの仲間たちと引き続き学ぶことができるので、環境の変化による不安が少なく学修に取り組むことができると思いました。
Q2.法政大学法科大学院が開講している実務科目の中で好きな科目と、その理由や印象に残ったエピソードはなんですか。
科目
現代法曹論、エクスターンシップ
理由・エピソード
「現代法曹論」は、法曹として働く先輩方のお話を聞くことができ、一口に弁護士といっても、刑事や民事、倒産事件専門、公設事務所など、さまざまな働き方があると知ることができました。「エクスターンシップ」は、夏休みに10日間法律事務所に通い、弁護士先生に仕事や心得を学ぶことができました。ウェブ会議期日(当事者双方がウェブ会議・電話会議により弁論準備手続期日・和解期日に参加する仕組み)の見学、強制執行の立会い、相談者や依頼者との接し方や実践的な法的思考など、座学だけでは得ることのできないさまざまな経験をさせていただきました。これまで自分がなりたい法曹像が漠然としていたのですが、上記の科目を受講したことで具体的なイメージをもつことができたため、ますます勉強に打込もうという思いが強くなりました。
Q3.法政大学法科大学院での学生生活の感想を教えてください。
机に向かって毎日法律学を勉強していて辛く感じることも多いですが、それでも頑張ることができるのは司法試験合格という共通の目標を持つ仲間と時に競い合い、時に助け合いながら、研究者や実務家の先生方の下で知識や論理的思考を学ぶことができているからだと思います。予備試験からの司法試験合格という道もありますが、法科大学院における経験は、きっとこの先の自分の人生の大きな糧になると確信しています。
時間割(2年生)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
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春学期 | 1 | 憲法演習Ⅰ | |||||
2 | 刑法演習Ⅰ | 刑事訴訟法演習Ⅰ | 行政法演習Ⅰ | 現代法曹論 | |||
3 | 商法演習Ⅰ | 民事訴訟法演習Ⅰ | 民法演習Ⅰ | ||||
4 | 倒産法Ⅰ | ||||||
5 | 民事判例演習Ⅰ | ||||||
秋学期 | 1 | 憲法演習Ⅱ | |||||
2 | 刑法演習Ⅱ | 刑事訴訟法演習Ⅱ | 行政法演習Ⅱ | ||||
3 | 商法演習Ⅱ | 民事訴訟法演習Ⅱ | 民法演習Ⅱ | ||||
4 | |||||||
5 | 民事判例演習Ⅱ |
春学期集中 法情報調査/秋学期期間外 エクスターンシップ