PEOPLE & REPORT

合格の自信を確信に変えてくれたもの

法学既修者U.Nさん

司法試験 合格者の声
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 私にとって法政大学法科大学院は、2校目のロースクールです。以前他のロースクールを修了後、司法試験を受験しましたが悔しくも不合格となり受験資格を失いました。そこで、再び司法試験を受験するために法政大学法科大学院へ入学しました。

 私は法政大学法科大学院を修了し司法試験に受かる自信がありました。本大学院での学習環境に身を置くことにより、司法試験合格に必要な力を十分に補えたと感じたことが、自信を持った理由です。

 まず、学生ひとりひとりに自習机(キャレル)が用意されます。キャレルを利用することにより、朝8時から夜までの勉強環境を確保し、勉強時間のサイクルを身につけることができます。これによって、学習場所を探す手間は省けますし、より集中できる場所で毎日計画通りにタスクをこなすことができました。司法試験までの長期戦では計画を立てそれを着実に実行していくことが何より大事であるため、この点を重視しました。

 つぎに、法科大学院専用の図書室が地下1階にあります。勉強をしていると様々な疑問にぶつかることがあります。その都度、図書室にある新着図書や基本書にあたることによってその疑問を解決することができます。疑問を疑問のままにせず、解決して自分の力にすることによって、より自信をもって司法試験に臨むことができます。

 これらの学習環境に加えて、私の司法試験合格の自信を確信に変えてくれたものは、同期との自主ゼミです。私は、4人という少人数で司法試験本番の1ヶ月前までゼミを組み、毎週1~2回のペースで集まって勉強をする環境を確保しました。本大学院にはさまざまな背景をもった学生が集まるため、それぞれの強さや特徴を活かして助け合うことができます。このゼミではそれぞれに役目が自然と生まれ、私は司法試験受験経験者という立場から具体的な問題分析や受験生として死守しなければならない論述の仕方、時間配分の大切さを意識して助言することが多かったです。一方で友人に私の答案を読んでもらい私がやりがちなミスや悪い癖を発見してもらうことによって客観的視点で弱点を克服することができました。修了して授業がなくなった後も、ゼミの皆で集まって勉強をすることによって中弛みしたり気を緩めたりすることもなく本番に臨むことができました。本当に感謝しています。

 司法試験に合格するには、自身の足りない部分を補って、持っている力を最大限に発揮できることが大切です。これらを実現する環境が本大学院にはありました。