選考概要
2025年度 入試概要
入試区分と入試名称
一般入試は、既修者試験と未修者試験を第1期から第5期まで5回実施します。特別入試は、法政大学法学部法曹コース修了者または修了見込みの者を対象とした「法曹コース5年一貫型入試」と、国内の大学(法政大学を含む)の法学部法曹コース修了者または修了見込みの者を対象とした「法曹コース開放型入試」を実施します。
入試区分 | 入試名称 |
---|---|
一般入試 | 第1期入試~第5期入試 |
特別入試 | 法曹コース5年一貫型入試 法曹コース開放型入試(第1回・第2回) |
法学未修者と法学既修者の定義
法学未修者とは、法科大学院を原則として3年間で修了する学生を指し、法学既修者とは、法科大学院において1年次配当科目の履修を免除するに相当する法学の知識と学力を有すると認められ、2年間で修了する学生を指します。
入試における法学未修者および法学既修者の区分は出身学部や社会経験・資格とは関係なく、本法科大学院を志願する方の自己判断によるものです。したがって出身学部に関係なくどちらの試験も受けることが可能であり、法学既修者試験に合格すれば、法学既修者として入学し、法学未修者試験に合格すれば、法学未修者として入学することになります。
特別入試に合格した場合、法学既修者として入学することになります。
受験資格
[一般入試]
大学卒業者(卒業見込み、早期卒業見込みを含む)、飛び入学出願資格者(※)、または本法科大学院において、個別の審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者(詳細は入試要項をご覧ください)。
※飛び入学出願資格者とは、大学の3年次に在学し、大学3年次終了時において、大学在学期間が3年間に達し、大学に入学以来90単位以上修得見込みの者で、大学2年次までに修得した総単位数の60%以上が100点満点中の80点以上の者を指します。
[特別入試]
入試要項をご覧ください。
入試の留意点
複数回受験する場合、2回目以降の出願時も出願書類を全て提出してください。
早期卒業・飛び入学入試は一般入試に含める形で行います。
一般入試において既修者試験と未修者試験を併願する受験生は、未修者試験の筆記(小論文)試験を受験した後、既修者試験の筆記試験を受験し、その後に未修者試験の面接試験を実施します。
注意事項
一般入試において同日実施の既修者試験(A方式またはB方式)と未修者試験(C方式)の併願は可能です。ただし、既修者試験(A方式)と既修者試験(B方式)の併願はできません。
特別入試と同日実施の一般入試を両方出願することはできません。
社会人枠
社会人枠は特に設けていませんが、一般入試において一定の条件を満たした社会人に対して特別な配慮を行います。具体的には、高度な専門的知識(公認会計士、弁理士、税理士、医師、歯科医師、一級建築士など)および実務経験の期間などが、総合的な合否判定の際に加点する方式により考慮されます。
入試関連日程・募集人員
詳細は入試要項をご覧ください
入学検定料一覧
単願 |
同日に行われる一般入試の未修者試験または既修者試験のいずれかを受験する場合 |
初回 | 35,000円 |
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併願 | 同日に行われる一般入試の未修者試験と既修者試験の両方を受験する場合 | 初回 | 45,000円 |
2回目以降出願する場合単願併願に関わらず一律 | 10,000円 |
- 法政大学在学中の2024年9月卒業見込み者は、第1・2期のみ、上記金額の半額で受験できます。
- 法政大学在学中の2025年3月卒業見込み者は、上記金額の半額で受験できます。
選考方法
[一般入試] 法学既修者(A・B方式)
各入試日とも下記の試験を行い、提出書類と合わせて総合的に合否判定を行います。論文式試験では六法を貸与します。
試験方法 | 試験時間 | 科目 | 採点 |
---|---|---|---|
論文式 (A方式・B方式共通) |
各科目50分 | 憲法 | 100点 |
民法 | 100点 | ||
刑法 | 100点 | ||
短答式・論述式 (A方式) ※短答式と論述式の割合は8:2で出題 |
2科目合わせて40分 | 民事訴訟法 | 50点 |
刑事訴訟法 | 50点 | ||
論文式 |
2科目合わせて80分 | 民事訴訟法 | 50点 |
刑事訴訟法 | 50点 |
[一般入試] 法学未修者(C方式)
各入試日とも下記の試験を行い、提出書類と合わせて総合的に合否判定を行います。
試験方法 | 試験時間 | 採点 |
---|---|---|
小論文 | 80分 | 300点 |
面接 | 10分程度 | 100点 |
[特別入試]
入試要項をご覧ください。