PEOPLE & REPORT

法科大学院同窓会主催「新入生歓迎会」が行われました

活動レポート
People & Report

  市ケ谷キャンパスの周囲の木々がすっかり新緑となった2023年4月27日(木)。
 法政大学大学院法務研究科(法科大学院)同窓会主催「新入生歓迎会」が開催されました。

  新入生が法科大学院生活をスタートして約3週間。
 ハイレベルな授業内容に挫けそうになったり、頑張ろうにも勉強方法すら見当がつかない状態だったり、生活スタイルが一新した人は新生活全てに疲れを感じてしまったり……不安や焦燥感が募ることが多い時期かもしれません。

 本学では毎年この時期、同窓会が主催となり、第一線で活躍中の本学修了弁護士が、自身の在学中経験を元にした具体的なアドバイスを行う歓迎会を開催しています。

 今回は、同窓会会長・栢原和男弁護士、同副会長・田村哲雄弁護士、手柴正行弁護士、若月将史弁護士、三山晃司弁護士、石松諒平弁護士と、ベテランから新進気鋭の若手まで6名のOB弁護士が列席。この日のために準備された資料をベースに、各弁護士からの丁寧な説明が行われました。
 また、高須順一研究科長をはじめ教授陣も多数駆けつけ、新入生への応援ムードがいっそう高まりました。

 歓迎会終了後、同窓会会長・栢原弁護士から新入生に向けて、改めて以下のような応援メッセージが送られました。

「これまでも同窓会主催の新入生歓迎会を開催してきましたが、
今回ほどの新入生の熱を感じたのは初めてのことではないかと感じています。

 法科大学院修了後、ゼミや講座を担当している弁護士の先生方が、
それぞれの個性で、それぞれの言葉で新入生の皆さんにメッセージを送りましたが、
『皆さんに合格してもらいたい、皆さんの役に立ちたい』というのが共通の想いです。

 僕らを上手に活かして効率的な勉強をしてください。
そしていずれは、自ら体得した知見を自分たちの後輩達にもつなげていってもらえたら嬉しいです」

 本学は創設以来、少人数教育をモットーとしており、教員と在校生・同期の学友同士のみならず、先輩後輩の繋がりも強固です。
多忙を極める法曹業務を抱えつつも、在校生への積極的なバックアップを行う修了生が多数存在することが、何よりの証拠と言えるでしょう。

 栢原弁護士のメッセージにもあるように、
”先輩は後輩をサポートし、サポートされた後輩は、自分たちの後輩をサポートする
同窓会が引き継いできたこの精神が、今年度の新入生にも引き継がれていくことを、教職員一同祈念します。