PEOPLE & REPORT

合格を後押ししてくれた教授陣と学習環境

法学既修者 I.Sさん

司法試験 合格者の声
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 私は、法政大学法科大学院に既修者として入学し、修了後4回目の司法試験に合格しました。もっとも形式的には既修者でしたが、入学段階ではほとんど初学者と変わらないくらい受験勉強が進んでいなかったため、私が合格に至ることができたのは、本大学院の学習環境や先生方のご指導のおかげであると考えます。以下具体的に記します。

 まず、本大学院では少人数教育が徹底されています。授業ではひとりひとりの学生に発言の機会が複数回設けられます。その上、先生方との距離がとても近く、授業終了後でも先生方に気兼ねなく質問をすることができます。私は本来、授業で積極的に発言や質問等をすることが苦手ですが、本大学院では授業内外を問わず,気になった点を先生方に気軽に尋ねることができました。時には何が分からないのかが分かっていないような状態で質問しても、どの先生方も丁寧かつ親身に向き合ってくださり、とてもありがたかったです。このように、始めは積極性のない学生でも勉強に対する熱意さえあれば、それを後押ししてくれる環境があります。

 また、自習室では一人につき一台ずつキャレル(自習席)とロッカーが用意されています。法律の勉強には重たい本や資料が必要となるため、毎回持ち歩くとなると負担が大きいですが、自習室に保管できたことは大きな利点でした。自習室は多くの在学生や修了生が利用していたためやる気の出る場所でしたが、個人的には緊張感のある場所での勉強が苦手だったため、空き教室を借りて学習に励むことも多かったです。自分のスタイルに合った学習場所を提供してもらえることに大変支えられたなと思います。このように、勉強に専念する環境が用意されているため、2年間通学をして学習を継続することができました。

 そして、奨学金制度が充実しています。私は特待生制度を利用して入学できたため、授業料を2年間免除していただきました。その結果、在学中にアルバイト等をする必要がなかったことから、勉強時間をたくさん捻出することができ、大変ありがたかったです。

 このように、私の合格の要因は素晴らしい学習環境を提供していただいたことにあります。ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。これからも本大学院で学んだことを忘れず、日々精進してゆきたいと思います。