2024年度新入生ガイダンスを実施しました
入学式を2日後に控えた2024年4月1日(月)。
法政大学法科大学院は36名の新入生を迎え入れて、「2024年度 新入生ガイダンス」を実施しました。
本大学院も含む法政大学市ケ谷キャンパス周辺は桜の名所として知られていますが、今年は例年よりだいぶ遅れての開花。まるで今年度の新入生を待っていたかのように、4月に入るやいなや次々花を咲かせ始めました。
法科大学院は、入学後すぐにハイレベルな学修がスタートします。
そのスタートで出遅れることのないよう、法政法科大学院では入学前にサポートプログラムやガイダンスを複数回実施するなど、手厚いサポートを行っています。
入学前最後のガイダンスとなるこの日は、まず新堂明子法務研究科長の挨拶からスタート。入学を歓迎する言葉に続き、これから始まる厳しい学修を乗り越えるためのアドバイスなどを話されました。
- 法政法科大学院Webサイト内新堂明子 法務研究科長挨拶
例えば、1人で勉強する時間はもちろん重要かつ基本として、(誰かと)一緒に勉強する時間の大事さも強調されました。
法政法科大学院の伝統”先輩と後輩・同期同士の強い繋がり”、その繋がりによって、1人の勉強時間で培った学びを広げ深めていくことができます。
次に高須順一教授からは『臨床教育科目』についての説明がされました。本大学院は、実務法曹による建学の精神に則り、創設以来臨床教育にも力を入れてきました。履修科目以外にも、法科大学院棟内に設置された「無料法律相談室」にて修了生弁護士と一般の方との法律相談に立会う機会を設けるなど、特色ある臨床教育を受けることができます。
ガイダンスの後半は、まず事務担当者から履修、成績、奨学金をはじめ、学生生活を送る上で必要な事項の説明がされました。
最後に、日野田浩行教務委員長から『研究倫理教育』、本大学院の3つのポリシー、そして在学中司法試験受験に関する詳細な説明が行われガイダンスは終了となりました。
ガイダンス終了後、新入生の皆さんは一人一人に割り振られた専用の自習席(キャレル)へと案内されました。机にはまだ何も置かれていませんが、誰もがしばしそこに座り、これから始まる学修の日々に向けて決意や覚悟を新たにしているようでした。
新入生の皆さん、がんばってください。
教職員一同、精一杯のサポートをしていきます。
新堂明子法務研究科長
高須順一教授
日野田浩行教務委員長
一人1席の専用自習机(キャレル)。同フロアに専用の大型ロッカーも完備