令和6年度 法科大学院公的支援見直し強化・加算プログラムの審査結果について

　令和6年度の法科大学院公的支援見直し強化・加算プログラムの審査結果が文部科学省から公表されました。
　本プログラムは文部科学省が平成27年度予算より、法科大学院間にメリハリある予算配分を目的に導入し、実施してきました。途中、プログラムの見直しにより、平成30（2018）年度に今後5年間（令和元～令和5年度）の機能強化構想及びそれを実現するための体系的・系統的な取組を検証可能な目標と共にパッケージとして評価することが決まり、各法科大学院が5年間、毎年機能強化構想とそれを実現するための取組を実施し、文部科学省が評価してきました。
　今回はこの5年間（令和元～令和5年度）における各年度の進捗状況の評価・審査最終年度となります。
　令和6年度審査において、本学法科大学院は着実に取組を実施した結果が評価され、最高の評価となるＳ評価を受けることができました。Ｓ評価は全国の法科大学院で唯一となります。
　未修者司法試合格率が目標値を大幅に上回り高水準となったことや、本法科大学院独自の取組みと位置付けている実務啓蒙教育の充実などが評価されたものです。
　法政大学法科大学院は、社会的弱者への理解と共感能力を備えた在野法曹養成の拠点校として、今回の高評価を励みとし、これからも法学教育に努力して参ります。

• （文部科学省）法科大学院公的支援見直し強化・加算プログラムの審査結果について（令和6年3月22日）